食事マナー

食事マナーでライスを食べるときに、フォークの背に乗せるか否かで論争になるが、
本当はどっちでもいいらしい。


イギリスの上流階級では、むやみにナイフとフォークを持ちかえることはダメなことで、
それゆえ、左手フォークでも食べられるように背に米粒をナイフを使って乗せると。
アメリカや他のヨーロッパ諸国では、普通にフォークの窪んでいる方に乗せる。


明治時代に西洋マナーが入ってきたときは、ほとんどイギリス経由だったので、こういうことになったそうだ。



ちなみに、スパゲッティを食べるときにスプーンを使う人がいるが、
イタリアではスプーンはまず使わない。というか馬鹿にされる。
フォークをうまく使えない子供が使うくらいなので。
まぁ、日本人がスプーン使っていても、「ああ、東洋人だからフォーク使えないんだな。」と思われるくらいだろうが。
ズゾゾっと音をたてるのはダメ。
が、長い麺をずっとハモハモハモハモ食べることはしない。
適当なところでブチブチ噛み切る。



しかし、多くのシェフはこう思っているだろう。
「マナーなんてそんなに気にしないで、おいしく食べてくれれば幸せです。」