根本的な解決にはならんと思うよ

残虐なゲームソフト 県、有害図書指定を検討(東京新聞)



6600万本って…
ゲームウオッチの時代から見ても、そんな莫大な数のタイトルは出てないと思うが。
もしかして、出荷本数と間違えてる?


ところでこれは、県職員が出ているゲーム一つ一つをクリアするため、
「これは有害。これはOK。」とか言って、一日中ゲームをしているんだろうか。
すごくうらやましい部署だ。


しかし、ひとつクリアするのにどのくらい時間がかかるのだろうか。
RPGなんて下手すると何十時間もかかるぞ。
今のゲームは何通りもストーリーがあるし、隠し技まで確認していたら、もっと莫大な時間が。
しかも下手クソがやっていたりすると、もう目も当てられない。
さらに一週間で何十本と新作が出ているから、それに追いつきつつ過去のゲームも確認か。
ある意味、地獄かもしれない。


一応、ゲーム業界には「SERO」という、何歳以上推奨と明記する自主規制があるのだから、
それを強化するとかすればいいのに。
日がな一日ゲームをしたおす公務員の給料もバカにならんだろうし、
ゲーム購入費用も税金だ。



ところで、何を基準に有害・無害を判断するんだろうか。
適当にゲームをして、なんとなく「これはダメ」とかじゃ…
ある意味、ドラクエも有害になるかもな。
モンスターをぶっ殺して金品を巻き上げ、他人の家にズカズカと侵入し、
タンスや棚をあさった挙句、そこの金品を持ち去る…
勇者という名の強盗団だ。
有害図書の基準が、「裸の写真が全体の五分の一以上を占める」ってのも…
内容はどうでもいいんか?
それだったら、タウンページのような1000ページくらいある本で200ページ未満なら大丈夫なのか?


問題はこれが、青少年の健全な教育のためではなく、
関係者の自己顕示・自己満足のためにされていなければいいが。
「ワシらはこういうことをしているからそれなりの地位に着かせろ。」とか、
「こういうことをしているワシらって偉い!」とか。
どっちにしろ、犯罪を犯すヤツは、ゲームをしてようがしてまいが何らかの問題行動をとると思うのだが。
それがゲームやら映画やらにこじつけられているだけで。


もっとうまい方法があると思うがな。
関係ないが、どこかで見た「スーパーマリオは卑猥だ」の文章はウケた。
内容は割愛しますが…