玉虫色

首相靖国参拝:大阪高裁、初の違憲判断 職務行為と認定



つまり、「国は勝訴。原告には損害はない。でも、私は公式参拝だと思うし、意見だと思う。
国は勝ったんだから、最高裁には上告しないでね。」
ってこと?


傍論をいかにも判『決』として、大々的に報じているわけ?
つい先日も東京高裁で同じ裁判が行われたが、
こちらは、「私的参拝で違憲ではない。」
ゴミのような扱いの記事で、知らない人がほとんどだろうが。


法律に関しては民法を授業で少々かじったくらいで、全くのずぶの素人だ。
これを見たら、「首相はもう靖国参拝はできないな。憲法違反だから。」と素人は思うだろう。
しかし、実際は靖国参拝しても、何のお咎めもないんだよな。
傍論だから。


何なんだ。なぜ訳のわからん私的な部分をクローズアップさせるんだ?
最も重要なのは、判決主文なんでしょ?
玉虫色というか、何にでもとれるというか…
裁判所って、白黒はっきりつけるところではないの?
最高裁でこの判断するのは酷だから、高裁で泥をかぶってやろう。ってこと?
傍論で上告はできないようだし。


しかし、何を持って「公式」「私的」なんだろうか?
国家行事で首相の出席が義務ならば、明らかに公的とわかるが。
公用車でSPつけたら「公的」ならば、私人としての小泉純一郎は総理大臣になった瞬間消滅するな。
首相でSPつけてない時なんて1秒も無いでしょうに。
あったら、早々に暗殺されそうだ。